明日の私を泣かせるな！頼むぞ今日の私！

以下、匿名ダイアリーにでも書き捨てたほうが良いんだろうなっていう内容。

私は昔からす～～～ぐ現実逃避する人間で、面倒なことがあると布団に丸まって夢の中に逃げ、ゲームの世界に逃げ、人間関係はリセットし、仕事を辞め、事あるごとに私のケツを拭いてきてくれた親にはとうとう見放され、そうこうしているうちにもう28歳だ。正直クズの自覚がある。たまに頑張るけどやっぱりどう転んでもクズだ。

今そのツケが自分に重くのしかかっていて、当然のように苦しい。それでも性根が楽観的というか「どんな状況でもなんとかなる」と思っているようで、良いんだか悪いんだか慣れたんだか知らないけどそんなに悲観していない。本当のことを言うと多分めっちゃヤバい。すぐに猫と心中でもしたほうがいいレベル。でも希望を捨てていない。

なんでこんな恥ずかしい告白をしたかと言うと、以上の前提があった上で今日ちょっとした発見があったからだ。多分誰の役にも立たないけれど自分にとってはすごい発見。

 現実逃避ばかりする私が編み出したライフハックのひとつとして「嫌なことに立ち向かわなければならないときは自分ではない誰かになりきる」というものがある。自分はそれに立ち向かうのがめちゃくちゃ嫌なんだけど、他の人なら何とかしてくれるという他力本願の塊みたいなやり方だ。

例えば掃除嫌いな小学生の私はクールで何でもできるマンガのキャラクターになりきった。しかしそんなキャラクターが汚部屋で生活しているわけがないので「数年ぶりに再会した元親友の家に来たら部屋がめっちゃ汚かったから掃除をしてあげることにした」という設定を付け加えた。部屋は一瞬で片付いた。

 接客業をしていて嫌な客の対応をしている時は自分はこの会社の社長だと思い込んだ。目の前の客を嫌がっている自分は消え失せ最高の接客ができたと思う。

このやり方が良いのか悪いのかよくわからない。自分で何かを解決する力が育っていないような気もする。精神的に何かマズイ気もしているし、外から見ると私が解決していることになるから結果そんなに問題ないような気もする。「それやめたほうがいいよ」っていう何らかの専門的知識をお持ちの方がいらっしゃれば教えてください。

話を続けます。

それで、冒頭に述べたようにすごくマズい状況に直面している私が今日思いついたのがどうにもならなくなって泣いている明日の私を今日の私が救ってあげるというもの。基本的な考え方は「なりきり戦法」と変わらない。私が思いついたって書いたけどよく考えてみるとTwitterか何かで似たような考え方を見たことがあるな。まあとにかくソレなんだけど、タイムリープものが好きで何かになりたがりな私にとってはビビッときた。これだ！って。

映画か何かの主人公になったつもりで、明日泣いているかもしれない私、心中しようとしている1週間後の私を、そうならないように今日の私が未来に向かって何か働きかけることで救ってあげよう。

毎日の積み重ねが未来を作るという言葉もあるし、経緯はどうあれ間違っていない気がする。

ひとつだけ懸念点があるとしたら、私飽きっぽいんだよなぁ～～～。この熱量が途切れないことを祈る。